水野敬也さんの「夢をかなえるゾウ」第三弾。
今回は、ハイスペックの男性との結婚を夢みて、パワーストーンに頼る女性の元にガネーシャが降臨します。
主人公の設定が典型的なアレなので、最初は感情移入できるか心配でしたが、最後はやはり涙しました。
今回はブラックガネーシャに変身した事で、
- 甘いものではなく辛いものが好き
- 自分に厳しい
- M的な要素あり
- かなりキツイ課題を課してくる(「精神的に」というよりは「身体的に」)
という設定になっているのですが、ブラックになっても、ガネーシャは相変わらず可愛い性格をしています。
そして、彼の教えも、相変わらず具体的でとてもわかり易いものばかりでした。
第一巻から一貫して主張している内容は、
- 自分の我とプライドを捨て、うまくいっている人から学ぶ
- 「人が喜ぶ、人のためになる」事を基本に全ての物事を考える
ような事だと思いますが、
第三巻では、
「人間の性」をうまく利用して利益を上げる、神の使い(稲荷)が登場し、
そのノウハウや、それを貫いた場合の結末等が描写されていました。
稲荷の教えとガネーシャの教えの対比により、より現実的に考えられるんじゃないかと思います。
そして、ガネーシャの課題を一つずつこなしていき、明らかに成長していく主人公をみていると、やはり応援したくなりました。
私は普段、玉の輿を人生の目標とするような女性と話すのがかなり苦手なのですが、そういう人達にもぜひ読んでほしいなあ…と、ちょっと思いました。
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