視野を自在に切り替えて思考し、
主観に基づく行動を、客観的理解を持った上で実行する
今回は、いつものような「読まねば」という意識ではなく、久しぶりに「読みたい」と思って本書を手に取りました。
私が最初に高橋祥子さんの思想に触れたのは、私の友達の一人がSNSで彼女のブログをシェアし、その記事を読んだ時でした。
ブログにかかれている、
- 適切な視野をとることの重要性
- 「鶏が先か、卵が先か」問題への終止符
- エントロピー増大の法則が、宇宙や自然界だけでなく全ての社会に当てはまる
- 情熱は「未来差分+初速」から生成される
など、全ての内容に感銘を受けました。
本書では、それらブログの内容も盛り込まれ、
遺伝学の研究者から企業して経営者となった彼女の「生命科学的思考」
そしてその思考を応用し、
私達が住む世界、そしてビジネスの世界に対する考え方などが1冊の本としてまとめられていました。
本書のタイトルにある「生命科学的思考」とは、
一般的な「生命科学の思考」というよりは「生命科学を愛する彼女独自の思考」といえるわけですが、
個人的にはその内容の全てに賛同します。
最近ちょっと燻っていましたが、久しぶりにアツい気持ちにさせられました。
いつか彼女とディスカッションできるよう、私も精進していきたいと思います。
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