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脳神経内科医、ポスドク研究員。アメリカで神経変性疾患の研究をしています。自分の為に読んだ本や子ども達と読んだ本のアウトプットの場として、読書ログをはじめました。

  • 2024年1月20日

若い研究者へ遺すメッセージ 小さな小さなクローディン発見物語(月田 承一郎)

京都大学大学院医学研究科分子細胞情報学講座教授 月田承一郎先生。 52歳という若さで惜しまれつつこの世を去った時には、数々の著名な国際雑誌に追悼論文が掲載されたそうです。   私は直接の面識はないですが、幸運ともとれるひょんな出会いから彼に […]

  • 2021年7月28日

人間昆虫記(手塚 治虫)

昆虫のように擬態・変態を繰り返す、ある女性の生き様について タイトルの「人間昆虫記」は、主人公の十村十枝子(本名 臼場 かげり)が芥川賞を受賞した処女作のタイトルですが、 彼女の生き様そのものを表しています。 人間昆虫記のあらすじ 処女作「人間昆虫記 […]

  • 2021年7月23日

まんがでわかる!マッキンゼー式リーダー論(赤羽 雄二 著/星井 博文 シナリオ制作/大舞 キリコ 作画)

名プレーヤーは必ずしも名リーダーにはなれない 野球やオリンピックで名プレーヤーと言われていた人達が、コーチとしてチームを率いる事になった途端、そのチームの成績がガタ落ち。 それと同じように、同期の誰よりも仕事ができ、上からの評価も他アック、多くの成果 […]

  • 2021年7月18日

アドルフに告ぐ(手塚 治虫)

手塚作品を読み返し中。 「アドルフに告ぐ」のあらすじ 舞台は、第二次世界大戦中のドイツおよび日本。 ドイツの元首相、アドルフ・ヒトラー ドイツ人と日本人のハーフ、アドルフ・カウフマン ユダヤ人の、アドルフ・カミル という、3人の「アドルフ」が登場しま […]

  • 2021年7月13日

お母さんの自己肯定感を高める本(松村 亜里)

  子どもの幸せのためには、ママの幸せが必要   私は、自己肯定感が低い性格のように感じます。 ちょっとしたことで「自分はダメだ」と思い込みがちです。 けれども、 子ども達に自己肯定感の高い人間に育ってほしければ、親である自分も自 […]

  • 2021年7月8日

奇子(手塚 治虫)

ブッダを読んでから、手塚作品を片っ端から読み返し中。 「奇子」のあらすじ 舞台は、戦後直後の日本。 奇子は「あやこ」と読み、東北地方の大地主、天外家の当主が、自分の長男の嫁(すえ)に産ませた子、4歳。 当主の天外作右衛門は、小作人の嫁などにも手を出 […]

  • 2021年7月3日

起業の天才!: 江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男

「株式会社リクルート」といえば、おしゃれなロゴとCMといったイメージでしたが、 その会社を創業した「江副浩正」氏については、何も知りませんでした。 「東京大学が産んだ最大のベンチャー起業家」 と評されると同時に、戦後最大の企業犯罪と称された 「リクル […]