私の好きなヨシタケシンスケさんの本の中でも特に好きな一冊。
ある日、ダイニングのテーブルの上にちょこんと置かれていたりんごを見て、
「これはりんご……だけれど……そう見えるだけで、本当はりんごじゃないのかもしれない。」
と空想を巡らせていきます。
なかみは ぶどうゼリーなのかもしれない。
ぼくからみえない はんたいがわはミカンかもしれない。
じつは なにかの タマゴかもしれない。
ちきゅうから おちてきた ちいさな ほしなのかもしれない。
空想はさらに広がります。
「そもそも なんで ここにあるんだろう。」
なにかの あいず なのかもしれない。
ぼくを つかまえるための ワナかもしれない。
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発想力の規模がすごくて、くすっと笑ってしまいますが、
そのうちのいくつかは、実際、自分が子供の頃にも何度か考えた内容でした。
想像力を存分に発揮していた子供時代の柔軟性を思い起こさせてくれるような、そんな一冊だと思います。
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