科学者、数学者、天文学者、哲学者、そして物理学者……
天才の名をほしいままにしたガリレオ・ガリレイの生涯、
特に、地動説を唱え続けた背景や彼の信念について、
詳細な描写で子供達にわかりやすく伝えられています。
子供達は、
「ガリレオが地動説を唱えて、教会から弾圧され、罪を無理やり認めさせられたあとも心の中で信念を貫いた」
ということは、なんとなく知っていましたが、
ガリレオがなぜ地動説を唱える事ができたのかについては、よくわかっていませんでした。
この本には、
ガリレオがどのようにして「地球が太陽の周りを周っている」と確信していったのか、
その基となる、研究の流れ、観察結果の解釈の仕方などが、
子供達にもわかりやすい言葉と絵で綴られていました。
教会に弾圧されても、「自分は間違っていない」と信じ続けられたのは、
彼の緻密な観察結果と深い洞察力が背景にあったからだと、
実感することができると思います。
わたしたちに知覚と理性と知性をさずけられた神ご自身が、それを使ってはならないとお考えになるでしょうか。
わたしにはとてもそうは思われません……。
自分の目でたしかめ、科学的に導かれた結論を認めないということは、
人間の知覚や知性を否定することになります。
それは神の望まれるところではないでしょう。
—星の使者より
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