ネット依存・ゲーム依存がよくわかる本

ネット依存・ゲーム依存がよくわかる本

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★★★

長男(10歳)は、最近インターネットゲームに夢中です。

ゲームの時間を設定していても、親に内緒でこっそりゲームをしている事が多くなりました。

特に

    • COVID19で学校の授業がオンラインに変わった
    • 日本の塾の授業をオンラインで受講するようになった

という2大要素が重なり、勉強にPCが必要となりました。

こうなると、息子が勉強しているのかインターネットゲームをしているのか、

はたから見ると区別がつかなくなります。

Windows 10のファミリー制限機能を使ったりもしてみましたが、根本的な改善にはならないように思います。

 

以前、「幸せになる勇気」こちら)を読んで、

「基本的知識はしっかりと共有した上で、

ゲームをどれだけするかは息子の自主性に任せよう。」

と決めた私でしたが・・・

 

夫から、「ゲーム中毒」についての講義が収録されたYouTubeを勧められ、

「やっぱり、本人任せにするだけでは良くないかも。

ゲーム依存についてもっとよく知る必要がありそう。」

思い、本書を読みました。

 

本書では、

    1. ネット・ゲームで生活が破綻した症例
    2. 依存になる原因
    3. ネット・ゲーム依存の兆候と受診の勧め
    4. 治療について
    5. 家族と本人ができること

等が、解説されています。

 

ネット・ゲームで生活が破綻した症例

    • ネット・ゲームのしすぎで昼夜逆転し、不登校になった例
    • SNSにはまり、個人情報が流出した例
    • ストレスでうつ病を発症し、ネット依存になった例
    • ガチャ課金を続け、累積数百万円の課金額になった例

依存になる原因

    • 充足感が得られず、ストレスの多い社会背景
    • ネット・スマホが手軽に楽しめる現状
    • ネット・ゲームのしすぎによる脳内環境の変化

ネット・ゲーム依存の兆候と受診の勧め

ネット・ゲームのしすぎにより、昼夜逆転などの健康障害や、付き合いが悪くなるなどの人間関係の悪化などがみられると、依存の兆候あり。

本人は自覚しにくく、家族が気づくことが多いので、兆候があったら家族が受診を勧める必要がある。

治療

薬物療法は使わず、基本的に認知行動療法となる。

ただし、うつ病などの他疾患の併発がある場合は、そちらに対して薬物療法を併用する。

また、ゲーム依存を契機に発達障害などが発覚することもあるので、その場合にも別に認知行動療法を行う。

家族や本人ができること

家族として、大切なことは、まず知識をつけること。

 

本人にとって全てであるネットやゲームを無理やり取り上げ、急に遮断してしまうのはNGで、

徐々に使用時間を少なくしていくなどの対応が必要。

 

また、本人の興味があるネットやゲームの世界に家族も興味をもち、

相手の世界を知り、会話を増やすことも大切。

 

その上で、家事を任せたり、一緒に運動するなど、

ネット・ゲーム以外の時間を増やす手伝いをする。

また、本人と話し合い、ネット・ゲーム利用のルールを「一緒に」作ること。

感想と私のアクションプラン

ゲームのしすぎによる脳内変化については、Youtubeのこちらの講義が参考になります。

この本では、家族としてゲーム依存とどう向き合うか、

とてもわかり易く書かれていて大変参考になりました。

 

この本を読んだ後、

手始めに、長男に、自室でなくリビングでゲームをしてもらい、

ゲーム時間中は私も隣で一緒に見るようにしました。

今長男が一番ハマっているのは「マインクラフト」というゲームですが、

このゲームは、色々なサーバーがあって、遊び方も多様です。

 

長男はゲームをしながら、それぞれのサーバーについて説明してくれます。

私もマインクラフトの遊び方などがわかるようになって、

ゲーム中だけでなく、食事中など、

キャラクターや色々なステージについて、話す機会が増えました。

 

その上で、

ゲームの使用時間や使用方法などについて、

長男と一緒にルールを作るようにしました。

(彼自身も「ゲームのしすぎは自分にとって良くない」

と考えているようですが、

楽しい、もっとしたいという気持ちに負けて、

こっそりゲームをしてしまうそうです。)

 

このルールには、実現可能性などを実際に色々検証して、

その都度作り変えていく必要があると思います。

 

これからも、長男とゲームを楽しみながら、

一緒にルールを改定していきたいと思います。

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