私が大変衝撃を受け、読書の重要性を認識させてくれた1冊は、Stephen R. Covey 氏の「7つの習慣」です。
渡米してしばらく、私も家族も異国での文化の壁に対応できず、毎日泣いて過ごしていた頃、ふと図書館で目に止まったこの本に惹きこまれ、すぐにKindleで原著・和訳を共に購入、さらに書籍も取寄せました。スティーブン[…]
彼には9人の子供がいますが、そのうちの一人、Sean Covey 氏が手掛けた本書、
「THE 7 HABITS OF HAPPY KIDS」
は、7つの習慣の根本的な考え方を、小学生以下の子供達にわかるよう、物語形式で描かれた絵本になります。
自分の子供達にも The 7 habits の大切さを早くから知ってもらいたいと思い、結構前に購入していたのですが、
長男や長女はあまり読んでくれませんでした。
最近、次男(5歳)が少し文字の多い絵本を読むようになり、
この本を本棚から引っ張り出してきました。
THE 7 HABITS OF HAPPY KIDS のあらすじ
舞台は、動物たちが仲良く暮らす、「7 Oaks」という架空の町。
そこに住む、7人の動物の子供達の日常が描かれています。
- 虫が好きな、クマのGoob
- 運動が得意な、ウサギのJumper
- お絵かきが好きな、スカンクのLily
- 機械いじりが好きな、リスのSammy
- 読書が好きな、リスのSophie(Sammy と Sophie は双子)
- くつろぐのが好きな、ハリネズミのPokey
- 皆にくっついてまわる、ハツカネズミのTagalong Allie
それぞれの動物たちが主人公となり、7つのお話が展開されます。
例えば、
「退屈~退屈~」と言って過ごしていた Sammy が「退屈なのは、自分のせいじゃない?」と諭され、1日を自ら面白くしていく、というお話だったり、
負けかけているサッカーの試合で、「チームで協力すること」の重要性を学び、逆転勝利したお話だったり、
夜遅くまで本を読みすぎて日中眠たくなっている Sophie が、バランスのとれた生活を送る重要性を教わる話だったり……
私の感想
「7つの習慣」は完全に大人向けですが、この絵本では、子供達がよく遭遇する問題にフォーカスされていて、特に小学生の子供達は「あー、わかる」と感じるような内容になっていると思います。
次男がこの絵本に込められたメッセージを理解するには、まだ年齢が早いかな?
とは思いますが、
彼自身はお話を楽しんでくれていて、
「このお話、この後、○○が△△して面白いんだよ!」
と、感想を教えてくれたりしています。
これから先もちょくちょく手にとって読んでくれたらいいなー、と思います。
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