Magic Tree House

Magic Tree House シリーズ (Mary Pope Osborne)

Magic Tree House Series

我が家で一大ブームを巻き起こしたMagic Tree Housシリーズ。

最初は、家で読みきかせる本がマンネリ化して、何かいい本がないかなーと探していました。

と、以前、小学校の個人面談でMagic Tree Houseのシリーズを勧められた事を思い出しました。

近所の図書館にもたくさん置いてあります。

ちょっと調べると、世界中で読まれており、日本語にも翻訳されていました。

小学校低学年から中学年の子供達に人気、との事で、うちの子達にも丁度いいかなと思って購入しました。

 

日本語の本と英語の本とで迷いましたが、英語の方は28冊セットで50ドルくらいとかなり安かったので、まずは英語の方を購入しました。

第1巻を読んであげると・・・

次男(4歳)には絵が少なくてちょっと難しかったようですが、長男(9歳)と長女(7歳)は完全にはまりました。

読んでもらうのがもどかしく感じたようで、上二人は自分達でどんどん読み進めるようになりました。

本の内容は1時間程度でさらっと読める内容になっているので、長男は1日1-2冊、長女は1-2日で1冊くらいのペースで読んでいきます。

 

これは大変と思い、さらに次のシリーズ(Merlin Missionsシリーズ)を追加購入し、Fact Trackerという別冊シリーズも購入しました。

Magic Tree House - Merilin Missions Series
▲ Magic Tree House - Merilin Missions Series(クリックでAmazonのサイトに移動します。)

Merilin Missionsシリーズは、それまでのシリーズよりも内容が多くなっていて、対象年齢もちょっと上がります。

 

Magic Tree House - Fact Tracker Series
▲ Magic Tree House - Fact Tracker Series(クリックでAmazonのサイトに移動します。)

Fact Trackersは、対応する巻にでてくる内容が詳しく説明してあります。

ただ、出版された時期の情報が書かれているので、ある分野は研究が進んでいて内容が古いと感じる事も多いです。

読み物としては面白いですが、知識を得る目的だったら、やはり最新の知見が記載されている本を選んだほうが良いように思いました。

 

 

上2人が「面白いよ。」と勧めるので、最初は「よくわからない。」と言っていた次男も、毎晩「御本読んで。」とMagic Tree Houseを持ってきます。

読みながら次男がポカンとした顔つきになってきたら、日本語で説明を追加したり、「えーどうなるだろ!?」「何が出てくると思う?」等、やりとりしながら読み進めるようにしました。

そうしていると、最近は次男の方から朗読を遮って、

「〇〇ってどういう意味?」

「なんでJackは△△してるの?」

等と聞いてくるようになりました。

対象年齢は6歳ー9歳(29巻以降は7歳ー10歳)と書いてありましたが、4歳でも工夫したら楽しめる本だな、と思います。

シリーズはこれからも続くようです。

オススメです。

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Magic Tree House

子供達が最初にはまったシリーズ。小学校の先生に勧められました。対象年齢6-9歳とありますが、読みやすい本なので、英語を勉強中の大人にも息抜きにいいんじゃないかなーと思います。

あらすじ

本が大好きで慎重派の兄ジャックと、冒険好きで行動派の妹アニーが、自宅近くの森の中でツリーハウスを見つけるところから物語が始まります。

ツリーハウスの中にはたくさんの本があり、各本にはそれぞれしおりが挟まっています。本の中の挿絵を指し、「いいなーここ行きたいなー。」とつぶやいた途端、ツリーハウスはその本に書かれてある世界へ・・・

感想

少し大人目線で感想を述べると、この物語は、慎重派ジャックと行動派アニーという正反対の性格の2人が共に行動するからこそ可能となる冒険なんだなーと感じます。

2人が揃っていなければ、このマジック・ツリーハウスを見つける事はなかったし、本の世界で遭遇するさまざまなピンチを乗り越えて元の世界に戻ってくることもできないわけです。

本の世界では2人に何度も危機が訪れますが、必ずどちらかの機転が功を奏して、お互い助け合い、最終的に目的を達して帰ってきます。

冒険から帰ってきた2人は、清々しい達成感で満たされていると同時に、両親の待つ自宅があるという安心感に包まれ、心地よい余韻を残して読み終わります。

私達のいるこの社会でも、たぶんこの2人の持つ素質を両方備えて初めて実現できることがたくさんあるように思います。

たぶん子供達はそんな事はあまり考えず、ただ物語の展開を楽しんで読んでいるだけだと思いますが・・・

 

Magic Tree House, Merlin Mission

Merlin Missionシリーズは、前シリーズより文字が小さく、話が長くなっています。対象年齢7-10歳。

あらすじと感想

ジャックとアニーへの依頼主が、前シリーズのMorgan Le Fayから、Camelot王国の魔法使いMerlinに代わります。

前シリーズと変わって、本シリーズは、冒険の舞台が実話ではなくて神話や空想上の世界だったり、魔法を使って問題を解決したりと、メルヘン感がアップしていました。

途中の巻から、魔法使い見習いのTeddyと、セルキーのKathleenが冒険の手助けをしてくれますが、彼らの個性も話に彩りを添えてくれています。

前シリーズと同じく、各巻に、物語全体を通したテーマと、読者へのメッセージが込められており、子供達は物語を楽しみながら、色々な事を考えたり学んだりできる内容だと思いました。

Magic Tree House, Fact Trackers

Magic Tree Houseのそれぞれの巻に出てくるテーマの内容を詳しく、子供達にわかりやすく説明してあります。読みやすく、内容も理解しやすいです。

出版当時の情報なので、分野によっては、ここ20年くらいで大きく研究が進み、本の内容が古いと感じる事もあります。

マジック・ツリーハウス(日本語版)

日本でも小学校低学年~中学年に人気とか!

本の世界を通して地理や歴史などを学べるということで、親が子に読ませたい本としても好評のようですね。背景知識や理解を期待するなら小学校中学年くらいが適していると思いますが、もう少し年齢の低い子達でも、物語を楽しむ事はできると思います。

Magic Tree House
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