次男(5歳)のお気に入り。
ページをめくるたびにゲラゲラ笑っています。
5歳児にはかなりツボのようです。
The Very Impatient Caterpillarのあらすじ
全然辛抱強くないあおむしのお話。
お友達が変態(metamorphosis)の準備を始めますが、
「え、どーゆーこと!?」
と、なぜか何も知りません。
友達:今からさなぎになってチョウになるんだよ。
あおむし:ああ、そうだね。知ってたよ……って、まじで!?チョウになれるの?どうするの?
友達:こうしてああして……
あおむし:ああ、そうだね。知ってた知ってた。ただ聞いただけ。
こんな、子供達の間でよく繰り広げられるような会話が続き、私も思わずクスりとなります。
そして、みんな無事にさなぎになりましたが、全然辛抱強くないあおむしは、
「僕、もうチョウになった!?いつまで待てばいいの!?」
と全然我慢できません。
思わず外を覗いてみたり、
チョウになったかも、と飛び降りてみたり、
ハチャメチャです。
でも、最後は自分を律して、なんとかチョウに……なれるでしょうか?
私の感想
次男の通うキンダーガーテンでは、「Monarch Butterflies(オオカバマダラ)」という、アメリカ大陸を縦断するチョウについて勉強します。
あおむし
↓
さなぎ
↓
チョウ
↓
メキシコに向かって南下
という一連の流れを、Monarch Butterfuliesの幼虫をクラスで育てながら勉強していきます。
その授業で、
- chrysalis(さなぎ)
- metamorphosize(変態)
- migrate(大陸移動)
などの言葉も学びます。
長女(今8歳)がキンダーガーテナーだったときも、同じ授業があり、子どもたちはチョウの一生に興味津々です。
この本は、そんなキンダーガーテナー達にぴったりな内容になっていて、ブックフェアの日に学校の先生から配られました。
幼児が考えそうなアイデアがたくさん盛り込まれていて、楽しみながら自然と学べる一冊だと思います。